中村パーソルサンクスでは設立以来30年にわたり、主に知的障害のある方の強みを活かしたはたらき方の拡大に取り組んできました。当初受託していたのは、パーソルグループ内で使う印刷物や営業ツールの仕分け・発送といった作業系業務ですが、それだけでは仕事が足りなくなり、2006年にノベルティ用のオリジナルクッキーを製造する「よこはま夢工房」を開設しました。
それが転機となり、今度は地域と連携して「とみおか繭工房」や「よこすか・みうら岬工房」などを開設。“一つの作業を繰り返し丁寧に行える”という知的障害の方々の特性を、伝統産業や農業など新たなフィールドに活かしたことで、知的障害の方が活躍できる領域の拡大につながったと考えています。