2社の強みを生かし、パーソルダイバース誕生

今年4月。パーソルダイバースという会社が誕生しました。

パーソルグループの特例子会社であった旧パーソルサンクスと、旧パーソルチャレンジが統合する形で誕生しました。

それぞれの会社が培ってきた異なる事業領域での強みや、異なる障害属性に関する雇用ノウハウを生かし、グループの障害者雇用を担う国内最大級の特例子会社(※1)として「障害者雇用を成功させる」ことを目指しています。

※1:2023年7月時点での障害者雇用人数による、当社調べ

全国キャラバンで社長と社員が交流を図る

新会社となった4月には、障害のある社員が多く在籍する受託サービス第1・第2事業部を対象に、渡部社長や執行役員が首都圏や地方拠点を回り、直接社員と対話する全国40か所を巡るキャラバンを、田町本社からスタート。8月に四万十オフィスを最後に終了しました。

各オフィスの執務スペースでまずは社員全体に挨拶。その後、あらかじめ募った希望者数人とともに、会議室などの部屋で座談会を行います。

私がお邪魔したのは秋葉原や関西オフィス3拠点、東北オフィス(仙台)での挨拶や座談会。社長から社員に「現在の仕事内容」「好きな食べ物」「好きなお笑いタレント」の質問があったり、社員からは「社長の仕事って何をするんですか?」「趣味はなんですか?」「気分転換の方法を教えてください」などと、普段は聞けないような何気ない質問があったり。

直接の対話で感じる絆

2,000人を超える会社規模だと、なかなか「社長」という存在は遠いもの。しかし今回、直接顔を見て声を聞くことで、「社長」という存在により真実味が増して、温度感が伝わったようです。一棟借りしている東北オフィスでは、1階~4階まで、社長が各フロアを一つずつ回っているのが印象的でした。

イベントに参加した社員に聞くと、「どんな人か分かって、なんだか落ち着いた」「社長がご自身で自身の経歴や仕事をするうえで大事にしていること、今後の会社のことを話してくれたので、先のことが伝わってきて安心できた」と、口々にポジティブな感想を語っていたのが印象的でした。キャラバンはこのあと、別の事業部に拡大し継続予定です。

先のことなど見えないことへの不安、知らない人に対する緊張。そういった特徴が強くある精神・発達障害の社員が多い当社において、今回のこの施策はとても効果的だなあと取材しながら思いました。ちょっと自慢げに言いますと、当社は経営陣から一般社員まで、とても風通しが良く、いろんな施策を通じて、はたらくためのストレスを減らすチャレンジを恐れない特色があるのです。

「社会に出るのが不安だ」。そんなことを考えている方がいたら、まずはパーソルダイバースで一歩目を踏み出してみるのはいかがでしょうか。通年で社員募集中です!